ミニ保険ラボ

少額短期保険、ミニ保険、ワンコイン保険を分析・評価。

まるごとマモルのデメリットや評判まとめ!コストパフォーマンス抜群の個人賠償責任保険

 日本生命コスパ最強保険「まるごとマモル」を調査しました!普段の生活で万が一他者にケガを負わせてしまった場合や他者のモノを破損させてしまった場合など、法律上の損害賠償責任を負った時に備える保険です。

 このブログでは少額短期保険・ミニ保険・ワンコイン保険などを記事にしていますが、「まるごとマモル」は1ヶ月あたりワンコイン以下で契約可能なコストパフォーマンス抜群の保険です。

まるごとマモルのメリット

補償額が無制限

 日常生活での賠償事故が無制限で補償されます。個人賠償責任保険の種類によっては、補償の上限額を5千万円や1億円までと定めている商品も多々あります。

 1億円もあれば十分じゃないか?と思ってしまいがちですが、相手が亡くなるような事故や意識不明に陥るような事故を起こしてしまったときのことを考えると不安が残ります。保障額が1億円、賠償額が1.5億円となり自己負担が5千万円となってしまった場合などは人生一発アウトとなりかねません。

 個人賠償責任保険において、補償額に上限がないというのは非常に大きなメリットです。せっかく契約するのであれば不安は一切消し去りたいものです。

国外での事故の支払い限度額は3億円のため注意。

補償対象者の範囲が広い

 保障対象になる者の範囲が広いことも「まるごとマモル」の特徴の一つです。同居の家族、別居の未婚の子まで補償できるのが一般的な個人賠償責任保険です。「まるごとマモル」に関しては、「別居の父母」も補償対象に入っています。「別居の父母」には配偶者の父母も含まれます。

 見ての通り対象となる範囲が広いです。一家の中心人物一人が加入しておけば、相当広い範囲まで補償できるようになります。別居の高齢な両親を持つ方からすれば、別居の両親まで補償範囲に入るのは大きな安心に繋がります。まさにまるごとマモル。商品名通りの補償内容です。

24時間365日示談交渉付き

 24時間365日の示談交渉付きというのも大きなメリットです。24時間365日、相手方とやり取りを行ってもらえるのは大きいですね。休日や夜間も含めて対応してくれます。「休日・夜間も平日同レベルのサービスを提供」というのが売り文句です。

保険料が安い

 上記のメリットを見ていただけば補償内容が手厚いのは理解していただけると思います。ただお高いんでしょ?と心配になりますがそんなことはありません。上記のような基本保障が付加されたプランの場合、年間保険料1990円で契約可能です。一月あたり166円です。凄いですね。

 携行品損害保障特約・ホールインワンアルバトロス費用補償特約など他の特約を付加した場合は保険料が上がりますが基本保障だけでの加入が可能です。

 この保険料で家族全体の保障を持つことができ、人生一発アウトのリスクを大幅にカットできます。コスパ抜群です。

まるごとマモルのデメリット

 保障内容料金面からも隙のない「まるごとマモル」ですが、大きな弱点があります。それがネットのみでの加入が不可という点です。インターネットを通して必要事項を入力し資料請求をした後、日本生命職員との面談により加入といった流れとなります。これはハードルが高い、、、。

 インターネットを通したオンライン申し込みが主流の時代の中で、生命保険会社職員との面談が必要というのはデメリットです。そこまで内容が複雑な保険ではないため面談は不要とも思えますが仕方ありません。

 まるごとマモルは、同保険会社の他の保険商品を知ってもらう(提案する)ためのドアノック商品という話をよく聞きますが間違ってはいないでしょう。他の商品の提案を受けるものと思って面談に臨む必要があります。

 これだけコスパの優れた保険です。保険会社としても「まるごとマモル」のみで利益をあげようとは考えていないでしょう。むしろ事務手続きにかかるコストを考えたら赤字になってしまいます。上記保険会社の事情を理解したうえで資料請求する必要がありますね。

まとめ

 まるごとマモルについて、契約概要等も確認していきましたが悪い点は見当たりません。実際契約している方の評判や口コミを見る限り、商品を悪く言っている方の話も目にしません。

 ただ、やはり申し込みの手続きがネックという口コミはよく見かけますね。対面での申し込みは避けたい!という方は他の商品を検討するほかありません。

 明治安田生命にも「じぶんの積立」という契約後いつ解約しても解約返戻率が100%以下にならない保険があります。生命保険料控除と組み合わせることで節税対策になるという素晴らしい商品です。「じぶんの積立」も「まるごとマモル」と同様に申し込みの際は面談必須となっています。自社の他商品をアピールするための商品としての意味合いもあるということを理解して検討する必要がありますね。